「シンシン」をステーキで。赤身の美味しさを堪能!
こんにちは
焼肉店などで時折見かける「シンシン」という言葉。
一体どこの部位?と気になっている方もいらっしゃるのでは。
そもそも初耳、という方もいらっしゃるかもしれません。
シンシン=芯々と書きまして、
牛の内ももよりもさらに内側の柔らかい部分の中央付近にある芯の部分を指します。
モモ肉の中でもマルシン・シンタマなどと呼ばれる部位がありますが、さらにその中心部にあるのがシンシンです!
こちらがシンシンの全貌です。
玉のような丸い形をしていることから、「芯々」と呼ばれているのですね!
写真で見ると大きく見えますが、和牛のシンタマが約10㎏とれるとしたら、シンシンは1~2kgしかとれません。とっても希少な部位なのです。
赤身肉の中でも、きめが細かくサシが多く、「使い勝手のいい」部位とも言えます。
整った形を活かして、厚めなステーキやローストビーフにするのもおすすめです。
今日はこのシンシンをステーキで堪能しましょう◎
栃木県産、黒毛和牛のシンシンです!
さっそく焼いていきましょう◎
シンシンの焼き方は「レア」がおすすめです。焼き過ぎにはくれぐれも気をつけましょう。
(1)肉は焼く30分前には冷蔵庫から出し、室温にもどしておく。
(2)焼く直前に肉の重さの0.7%の分量の塩を両面に振る。
(3)フライパンをよく熱し(水を落とすとジュッとはじけるくらい)油をひく。※油はお好みでOK。牛脂・サラダ油・オリーブ油など。
(4)タイマーを1分(目安)にセットし表になる面から焼く。肉の下に油がまわるようにしながら、側面の肉の色の変化を見る。
(5)側面の下半分が白っぽくなってきたら、焼き色を確認し、良い焼き色がついていたら、裏返し30秒ほど焼く。
(6)最初に焼いた方を上にして、皿に取り出し温かい場所でやすませる。その間につけ合わせを盛り付け、食卓へ。
肉肉しいモモ肉と程よいサシを併せ持つハイブリットな「シンシン」。
牛肉の旨味とサシから出る肉汁の甘味の両方を感じることができます。
断面はこんな感じで。
付け合わせの野菜はお好みで◎
レモンスライスを添えても相性抜群です。
上原ミートでは、お客様のお好みに合わせた厚さにお肉をカットいたしますので、お気軽にお申しつけくださいね!